亜鉛欠乏症の治療は、どのような方法でどんな薬を飲むの?

亜鉛欠乏症の治療は、どのような方法でどんな薬を飲むの?

亜鉛は人の体内では細胞全体に存在しているミネラルです。その働きはDNAや蛋白質の合成に関与します。

血中では免疫機能に関与したり、糖代謝にも必要でインシュリンの合成や作用の発現には欠かせないミネラルです。尿中や汗になって体外に排泄され、ダイエットや激しい運動では不足しがちになることもあります。またインスタント食品や食事の偏りのみられる若い人に亜鉛欠乏症の人が増加しています。

不足すると様々な症状が出現してきますが、味覚障害が初期症状としてはわかりやすいのではないでしょうか。味覚に対する感受性が低下し、本来と違う味わいになったり、口の中に何もないのに塩味や苦みを感じるという人もいます。

亜鉛欠乏症は、亜鉛の供給不全や吸収障害によってもおこり、免疫不全や肝硬変、ネフローゼ、腎炎、悪性腫瘍などによっても起こります。

不足すると子供では成長障害や鉄欠乏性貧血を起こし、成人では皮膚炎、脱毛、味覚障害、インポテンツなどを起こします。

亜鉛欠乏症の治療は薬だけでなく食事も大事に

亜鉛欠乏症の治療は薬だけでなく食事も大事に

食事に配慮することももちろん大事です。亜鉛を多く含む食品として肉、卵、カキ、レバー、ウナギ、カシューナッツ、たらこ、ほたて、アーモンド、豆、サンマ、アルファルファ、海藻類等が挙げられます。一日に必要な量は20mgです。

日ごろからのセルフケアとしてサプリメントも有効です。必要量をきちんと決められているので手軽に効率的に摂取できるものですがが量を守って過剰摂取に注意しましょう。なお摂取過剰になると吐き気、嘔吐、下痢、銅欠乏性貧血などをおこします。

亜鉛欠乏症の治療はそれぞれの症状に応じた治療に併用して行われます。味覚障害に有効な亜鉛製剤はありませんが、亜鉛を供給して症状が治ったという例は多く報告されています。

薬として医療機関で処方されるものもあり、亜鉛含有胃潰瘍治療薬ポラクレジンクなどにみられるように直接的な亜鉛単体の内服ではなく亜鉛欠乏が原因とみられる症状に対する治療に併用されることがあるようです。

また、皮膚科治療においては含有軟膏として使用されるケースが一般的です。

亜鉛欠乏症になる前に、不足しがちな亜鉛を補うには、亜鉛サプリを普段から飲み続けることが大事になります。

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